iPhoneのSafari対応 Javascriptからクリップボードを設定
会社の携帯が変更になるようで、それに伴い色々設定作業が入ります。
設定作業自体は部下にやらせるとして、やはり不用意にパスワードなどは見せたくないわけで。
そうした時にパスワードをクリップボード経由で扱えばいいのですが、iPhoneのクリップボードはちょっと特殊のようで。
仕組みとして直接クリップボードへ値を入れることは出来ません。但し、テキストボックスの値を疑似的に選択状態にすればクリップボードへの代入が可能になります。
手順としては、ダミーのテキストボックス(txtPassword )を1個用意してそこに値を設定し、その値を選択状態にしてクリップボードへコピーします。
var txtPassword = document.getElementById("txtPassword "); var range = document.createRange(); range.selectNode(txtPassword); window.getSelection().addRange(range); document.execCommand('copy'); alert("コピーしました。");
後は空文字をテキストボックスに代入し、それを同様の処理でクリップボードへコピーすればクリップボード内を削除出来ます。ダミーのテキストボックスの値は文字色を白にしたり、コピー直後にリダイレクトして値を削除したり、色々工夫すれば担当者レベルであれば目くらましになるでしょう。