佐々木屋

技術的なことから趣味まで色々書きます

不良セクタ

仕事場にて、「最近動作が遅くて困っている」との問い合わせがありました。ディスクアクセスがシーケンシャルでは出ているがランダムが全くでていない状況です。
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確かにランダムIOが少し遅い気もします。
通常5400rpmだと1.0~1.2MB/s、7200rpmでも1.5MB/s前後は出ます。


この場合疑わしきは以下の順番となります。

①ハードディスク
SATAチップセット
③PIO病
SATAケーブル
BIOS設定

②④はハードウェア依存になるので修理しかありません。それ以外は論理修復が可能な場合があります。

毎度おなじみ、chkdsk

とりあえずチェックディスクをかけます。

不良セクタが出てしまいました。ただこれは、不良セクタが正しく管理されているという情報ですので、特に問題はありません。数回実施して数が変わらなければ何もしなくてよいのです。
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一応/B不良セクタの修復をしておきます。/Bは/Rを包括しますので、ハードディスク自体に問題がある場合はとどめを刺してしまう場合がありますのでご注意ください。約3時間程度かかります。
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不良セクタが0KBになりました。
念の為、読み取り専用でchkdskを実行します。
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ありゃ、また不良セクタが増えました。
ここで表示される不良セクタファイルシステムが管理しているセクタです。それが変動するということは、ディスクそのものがおかしい場合がほとんどなので、これは交換するしかなさそうです。

ハードディスク上の不良セクタ

チェックディスクがおかしな状態だったのでハードディスクは交換するとして、ファイルシステムではなくハードディスクのファームウェアが管理する不良セクタがあるかどうかを確認してみます。方法は色々ありますが、SMART情報を見るのが一番簡単です。今回はCrystalDiskInfoを使用しました。
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重要なのは「05 代替処理済のセクタ数」と「C5 代替処理保留中のセクタ数」です。ここの生の値が「0」でなければなりません。

なお、「0」じゃないからすぐ故障する、というわけではありませんのでご注意を。


というわけで、今回はハードディスクの交換&リカバリで一件落着。